2023年9月版
目次
責任者の兄弟へのお願い
メンテナンス奉仕終了後、下記のリンクからご報告をお願いします。
メンテナンス奉仕報告用フォーム
「メンテナンスに関する連絡先」
090-9548-6482
ryotaro.takano86@gmail.com
高野良太郎
080-3634-8943
yasu.moulton@gmail.com
伯井 泰匠
1.ツールボックスの準備
清掃・メンテナンスには下記の道具を使用します。

【備え付けツールボックス】
①プラスドライバー
②マイナスドライバー
③メガネレンチ(8mm)
④ペンチ⑤ウェス
⑥ウェットティッシュ
⑦アーマーオール
【持参していただきたい道具】
①個人用の保護メガネ
②手袋
③モバイルバッテリー(責任者の兄弟)
2.カートの清掃
事前準備:
・カート全体をスマホで撮影(レイアウト復旧のため)
・カートから文書・パネル・ゴム紐等を取り除きます。
使用する道具:
・梅田・難波倉庫 ⇒ ウェットティッシュと乾いた雑巾(ツールボックス⑤のウェスでも可)
・京橋倉庫 ⇒ 水拭き用雑巾と乾拭き用雑巾(ツールボックス⑤のウェスでも可)
ウェットティッシュ(雑巾)でカート全体を拭きます.

陳列棚の中(特に下段)も意外と汚れています。注意して拭きましょう。

裏の荷物入れの清掃もお忘れなく。

アクリル板もウェットシートで拭きます。 濡れている箇所を乾いたウエスで押し当てるようにして拭き取ってください。
ポイント①:アクリル板は乾いた布などで拭くと簡単に傷がつきますのでご注意ください。
ポイント②:表面にたくさんのキズがあり、体裁が悪い場合は交換して下さい。⇒ 交換方法はこちら。

ツールボックス⑤のウェスにアーマーオールを2~3プッシュ 吹き付けます。

そのウェスでカートを拭きます。
※ポイント:アクリル板以外の樹脂素材を拭きます。

キレイなツールボックス⑤のウェスで軽く拭きとります。

ひと通り清掃ができましたらメンテナンスに移ります。
3.ネジ部の点検&増し締め
点検:9か所のネジ周りを触ったりゆすったりして、ネジやカート本体に緩みやガタつきがないかチェックしてください。
増し締め:緩みやガタつきがある場合、締めすぎに注意しながら、プラスドライバーとメガネレンチを用いてネジを増し締めしてください。


六角ナットにメガネレンチをかけて、ドライバーで増し締めして下さい。
※ポイント:メガネレンチのサイズが合わない場合は、ペンチでナットを挟み、回らないように 固定して増し締めしてください。
4.電飾の配線チェック&点灯チェック
電飾の配線チェックポイント
・ポスター周りの部材に痛みや破損がないか。
・電飾の配線に傷みや破損がないか。
(下図は断線の恐れがある配線の一例です。)
被覆の下の配線が見えていたり、 絶縁テープが剥がれかけていると、断線の可能性が高くなります。
不具合が見つかった場合は、機材電飾部門までお知らせください。

配線チェック後、電飾の点灯チェックをお願いします。
電飾の点灯チェックポイント
・カートLEDライトが消灯したり点滅したりしていないか。
・LEDパネルが消灯したり点滅したりしていないか。


5.カート清掃仕上げ
ポスターパネルもウェットシートでの拭き掃除と雑巾(ツールボックス⑤のウェス)の乾拭きでキレイにします。

清掃前に撮影した写真をもとに、出版物や付属品を戻します。この時、出版物カバーのホコリも乾いた雑巾(ツールボックス⑤のウェス)で軽く拭きます。
コンタクトカード入れの収納ポケットの破損や文書抑えのアクリル板に深い傷がないかの確認もお願いします。

レインカバーもウェットシートで拭き、キレイにします。(カバーにひどい破れなどがあれば交換してください。)

最後にタイヤとホイールを拭き上げてください。
※タイヤに亀裂や破損があった場合、交換してください。
⇒ 交換方法はこちら。

これでキレイになりました。ご協力ありがとうございました。
<番外編>
1.タイヤ交換
タイヤが割れていたり、破れている場合、交換します。
・使用する道具:ペンチ、マイナスドライバー
カートのタイヤは、破裂することは ありませんが、下図のように摩耗して破れることがあります。

下図のピンさえ抜けば、タイヤを外すことができます。
ポイント①:タイヤの両側にドーナッツ型の薄いワッシャーがあるので、紛失にご注意ください。
ポイント②:ピンには写真とは異なる形状がありますが、同様にピンさえ抜けばタイヤを外せます。 ピンを差し戻した後は、抜けないように元の形状に曲げなおしてください。

2.アクリル板の交換
※ひどい汚れや傷が付いていて、体裁が悪い場合のみ交換してください
アクリル板の取り外し
・下図の4ステップで取り外します。使用する道具:マイナスドライバー
①マイナスドライバーを上から差し込む。
(マイナスドライバーを差し込む隙間を開けるために アクリル板と本体の部分を引っ張り隙間を空ける)

②ドライバーを少し倒して板の差込部を抜く。

③差込部の下にドライバーを差し込む。

④ドライバーを右側に振ると外れます。
注:力を入れすぎるとカート本体が破損する事があります。

アクリル板の取り付け

左右の幅が広い方が上です。
・取り外しの逆の手順で取り付けます。
・アクリル板の上下に注意しながら反対の差込部を本体に挿し、ドライバーを矢印方向にゆっくり振ると簡単にはまります。
ポイント:ドライバーを深く入れると、カートの破損につながります。ドライバー先端の黒い部分だけを差し込むのが大切です。
