奉仕終了間際の出会い

奉仕終了間際に聖書に関心を持っている方と出会うのは、SMPWの楽しみの一つですね。今回は、ある兄弟が終了3分前にどのような出会いを経験したかをご紹介します。

 30代の高身長の茶髪パーマ、ラフなスタイルの男性がY1カートに近づいてきて、「どの聖書を使っているのですか?」と奉仕者に尋ねました。それから男性は続けて、「救いについてどのように説明しているのですか?」と尋ねました。話を聞くとこの男性はクリスチャンで、救いについて他の人に説明するのに難しさを感じていたようです。

 救いについてのテーマは深みがあるので、兄弟は内面の救いと実際の命の救いの2つに話を絞ります。まず、フィリピ4:6,7を読み「神からの平和」を説明します。男性はご自身の聖書アプリから同じ聖句を読み、新世界訳と差がないことを納得されます。続いて、啓示16:14からまもなく起きる大患難からの救いについて説明しました。兄弟は聖書レッスンを意識して、神からの平和は「人間の理解をはるかに超えている」ので、救いについて理解するためには聖書を学ぶ必要があることを勧めました。そして、「いつまでも幸せに暮らせます」のレッスン2は救いに密接に関係している事を伝えると、男性は感激して冊子を受け取られました。その際、兄弟の妻が自分のアドレスを書いたコンタクトカードを渡すと、男性も「わたしも妻から連絡をします」と答えられました。

 別れ際に男性は「救いについて真剣に考えているんです!」と述べて地点を去りました。『兄弟はこのように語っています。「茶髪パーマ・ラフなスタイルの方でしたが、”真剣”という言葉を何度も使っていました。誠実な人だと思います。エホバが引き寄せてくださり、再びお会いできることを楽しみにしています。」』

 兄弟の経験から、割り当てられている時間は目的を持って奉仕に集中し、外見で人を判断しないことを学べます。またレッスン用テキストの内容にも十分精通したいですね。この奉仕ではいろいろな質問が投げかけられます。個人研究でシリーズ記事の「聖書Q&A」「よくある質問」などを読み込んでおくと、深い話題も自信をもって証言できます。カートには誠実な人が近づいて来ます。今後も出会いを大切にし奉仕を行いましょう!