「聖なる力によって熱意に燃えましょう」。(ローマ12:11) この勧めの通り,皆さんも「熱意に燃え」てSMPWの奉仕を行っておられることでしょう。ご存じのように,この『燃える』と訳されている語は,字義的には「沸騰している」という意味があります。そしてそれは「聖なる力によって」可能になります。SMPWの奉仕で期待した成果が得られていないと感じる時でも,「沸騰している」状態を保つために何が助けになるでしょうか? ある日の奉仕者の経験から学んでみましょう。
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今日はブログで何度も祈った兄弟の経験(23年2月(2))や,23年2月(3)の姉妹の経験の,祈りの内容と準備にとても励まされて,「声を掛けたいと思っておられる方に目ざとくあれますように,慰めを必要としている方に会えますように,エホバが与えたいと思っている慰めを心からお伝えできますように」と,家でも,電車の中でも,地点に到着する直前にも,奉仕中にも祈り,聖書レッスンまで積極的に勧めることを意識して臨みました。それでもこちらから声掛けしたり,話すタイミングがなく,自分の積極性や勇気のなさに落ち込みそうになりましたが,あきらめずにもっとエホバに頼ろうと思い直し,歩きながら「積極的に聖書レッスンをお勧めしたいです。その機会が与えられますように」ともう一度祈って最後の交代に向かいました。5分くらいした時に,男性が近づいて来られ,近づきやすい笑顔と柔らかな声掛けを意識しながら対応したところ,ミーティングで準備した証言をすることができました。
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その後,奉仕者は巧みに証言を続け「暮らせます」の冊子から聖書レッスンについて説明することもできました。そしてパートナーの奉仕者が jw.org のホーム画面から最寄りの王国会館のご案内をすることができました。『”祈りを聞かれる方”エホバの助けを感じました』と奉仕者は述べています。
この奉仕者は,奉仕が終わる直前まで期待した成果が得られていないように感じていました。それでも「沸騰している」状態を保つことができました。なぜそうできたか,皆さんはもうお分かりですね!
