誰かと会話した時に、「話ができて楽しかった」と言われると、とても嬉しくなるものです。一人の姉妹が、『今月の課題:会話を続けることを意識する』(2023年4月)に取り組んだ結果、このような反応を得ることができました。では、姉妹が「今月の課題」にどのように取り組んだのか、その様子をのぞいてみましょう。
まず、 ”奉仕前に準備できること” として、カートテーマ(「エホバの証人とは?」)から、『暮らせます』の裏表紙に繋げるために、どんな流れで会話ができるだろうかとシュミレーションしていました。
すると、60代の女性と目が合ったので、「お散歩ですか?」と質問し、会話が始まりました。自然な流れで自分がエホバの証人であることを伝えることができたので、「これまでに、エホバの証人のこと、聞いたことありましたか?」と質問しました。すると、職場の同僚にエホバの証人がおり、いい子だったのに退職してしまったこと、自分が浄土真宗を信じていることやカトリック系の学校に行っていたこと、聖書を持っていることなど、いろいろ話してくれました。それで、”会話を続ける” ために、「神様の名前を知っていますか?」「本当のところ、神様ってどんな方だと思いますか?」と、さらに質問しました。そして、聖書の神様は、私たちの永遠の幸せを望んでいて、その願いをかなえてくださる方であることを伝えてから、シュミレーションしたとおり、『暮らせます』の裏表紙に繋げることができました。
「豪快な笑いと共に、本音でいろいろご意見をいただきました」と姉妹は語っています。この女性も「今日は、あなたと話ができて楽しかったわ。こんなに笑ったのは久しぶり!」と感想を述べてくれたようです。姉妹は、”会話の結び” に、「ここにはよく来られるんですか?」と質問してから、連絡先を伝えることができました。
姉妹が、「今月の課題」のどのポイントを意識していたことが分かりますか。また、女性が「あなたと話ができて楽しかった」という反応を示したのはどうしてだと思いましたか。さらに、この経験は非公式の場面ですが、カート横で立っている時にもどんな点を当てはめられるでしょうか。私たちも、引き続き、毎月の「今月の課題」を活用するなら、優しいお父さんエホバが、私たちの努力を思いも寄らないところで祝福してくださることでしょう。
