ある兄弟はSMPWに参加する前には必ず祈るようにしています。でもその日は、車の中でも、そして奉仕を開始する前にも、さらには奉仕中にも「積極的にレッスンを勧めることができますように。京橋駅で聖書レッスンが見つかりますように。」と無言で祈っていました。すると20代前半の若者二人がカート横に立つ兄弟のもとに近づいてきました。
若者A:もう一冊雑誌もらえますか?
(その若者Aはひとつ前の時間帯にカートから雑誌を受け取っておられました。今回のもう一冊は、一緒にいた友人(若者B)のためでした。雑誌の内容から少し話したところ関心がおありのようだったので、「いつまでも幸せに暮らせます」のカートの方へ行き、冊子の裏側を見せながらこう言いました。)
兄弟:人生100年時代って言われてますけど、100歳まで生きたいと思いますか?
若者AB:いや,生きたくないです。
兄弟:普通、そうですよね~病気とか苦しいことが多いし、物価も上がり続けて、生きていくのが大変な世の中だと,多くの人は考えていますね。でも、聖書は人間が永遠に生きることができると約束しているんです。(そして詩編37:29を読む)
若者A:へぇ~(関心がありそうな様子)
兄弟:学生さんですか?
若者A:そうです。
兄弟:じゃあ、冬休みとか、春休みとか、長い休みがあるってわかったらテンション上がりませんか?休みがずっと続いて、友達とか恋人とか大切な人とずっと楽しい時間が続く…永遠に生きるってそういうイメージなんですよ。
若者A: なるほど~そうなったらいいですね!納得できました!
若者B: いや,人は死ぬからかっこいいんですよ。それがストーリーだと自分は思いますけどね。
兄弟:この聖書の約束について調べる価値があって、単なる夢物語じゃないと言える根拠があるので、無料の聖書レッスンしてみませんか?
若者A: いいんですか!?やってみたいです!
兄弟:Zoomや近くのカフェ、ご自宅でもレッスンができるので、お好きな形でやりましょう。
(その場で聖書レッスンが決まりLINEの交換もできました。)
若者A: 実はこれから聖書を買おうと思ってるんです。聖書を読みたいんです。
兄弟:私たちの聖書を手に取って見てみませんか?
若者は聖書を手に取り大喜びしておられました。そして,その方だけではなかったのです。何と一緒にいた友人もレッスンに応じてくださり、短時間の間に“2件”のレッスンの約束をすることができました。
この経験から皆さんはどんな教訓を見つけましたか?次の伝道の時,メンバーと話し合ってみてください。
