
ポイント
『魚を集める漁師』と「人を集める漁師」には共通点があります。(マタイ4:19)漁師として生計を立てている人は,漁の仕方に詳しくなければなりません。集める魚の習性に合わせて漁を行い,漁に必要な道具の使い方を知っています。同じように,良い知らせを伝え,弟子になるよう教えることに打ち込んでいる人は,効果の上がる伝道方法を学びます。相手の反応を観察し,相手のニーズに合わせて伝道します。道具の使い方もよく知っています。SMPWにおいても,これらのポイントをどのように実践できるでしょうか。
相手に合わせて伝道する。
1. 会話が始まる前:相手に合わせたアプローチ。
● カートに注目した人の表情やカートとの距離感から,相手についてどんなことがわかるか?
● どんな言葉を掛けて,引き寄せると良いか?(「教励」第1課 参照)
2. 会話が始まった後:相手のニーズに合わせる。
● 相手のニーズを知るために何をしますか?(「教励」第3課 , 宣05/12 1ページ 2節 参照)
● 相手に対する純粋な関心を持っているなら,どんな心構えが必要か?(宣05/12 1ページ 3節 参照)
ツールを上手に使って伝道する。
1. 情報カートとレッスンカートの使い方。
● どちらのカートテーマを使うかはどのように決めるか?
● 情報カートを使って話し合う場合,レッスンカートへの橋渡しはどうするか?
2. 宣教ツールボックスにある道具の使い方。
● さまざまなツールを上手に使いこなせるように何ができますか?(塔研19.10 10ページ10節,塔研18.10 11-16ページ 参照)
3. カートの配置やポスターの持ち方。
● 常にこの点についても考えることが大切なのはなぜか?
● 効果を高めるためにどんな工夫ができますか?
SMPW大阪の漁場は,特に人の多く集まる水域が選ばれています。では,「人を集める漁師」として,さらに効果を上げるためにあなたには何ができますか? ぜひ個人的にもチームの仲間たちとも,効果の上がる伝道方法について考えてみましょう。「これらのことについてよく考え,打ち込みなさい。そうすれば,あなたの進歩は誰の目にも明らかになるでしょう」。(テモテ第一4:15)
