「夏のおもてなし☀キャンペーン」を楽しむために

 「夏のおもてなし☀キャンペーン」(2023年7-8月)が始まりました。ご存知の通り、ギリシャ語の「もてなし」には、「見知らぬ人に対する愛(親愛の情あるいは親切)」という意味があります。観光客に示した愛や親切をきっかけに真理を伝えることができるなら、それは本当に嬉しい経験ですね。では、キャンペーンを楽しむために、何ができるでしょうか。

・外国語で上手に会話する自信がない人はどうしたらいい?

 一人の姉妹は、タイ語を話す方にコンタクトカードを渡すことができましたが、うまく会話ができませんでした。そのことを、地元の会衆のタイ語を話せる姉妹と話していると、「幾つかのフレーズとパンフレットなどをもらって、もう一度チャレンジする意欲をもらえました」。一週間後、その方とまた会えるかもしれないと思い、よく準備して立っていましたが、会うことができませんでした。でも、「外国の方にも積極的に伝えたいという意欲」を持つことができていたので、休憩の際に、タガログ語を話す方との会話を楽しむことができました。

・会話のきっかけ作りはどうしたらいい?

 N北東地点には、カートが見える範囲にいくつかベンチがあります。一人の姉妹は、この利点を活かして、米国から来た3人組の方に、こんな具合いでアプローチしました。「日本は初めてですか?どこに行かれましたか?大阪はどうですか?」。そして、会話を楽しんだ後、「私は、今日あそこで立っています」と言って、カートを紹介しました。

 別の姉妹は、なんばエリアを、“大きな交差点でこちらの挨拶の声はかき消される” “遠巻きにカートを注視する方がまぁまぁいらっしゃる”と分析しました。それで、『その方の母語が分からなくても、地図を見ている方に声をかけること』『カートテーマを活用して、若い人と早く霊的な会話を始めること』を意識しました。「道わかりますか?」「こういうの、関心ありますか?」「差し支えなければ一つお聞きしてもいいですか?」などの質問やフレーズを心の中で反復しつつ、機会を待ちました。

・会話ができた時に備えて、どんな準備をしておいたらいい?

 ある姉妹は、外国語を話す方との会話を通して、必ずしも “外国語を話す方=JWを知っている” ではないということに気付きました。そして、JWを知らない外国人に「エホバの証人 どんな人たちですか」のビデオを活用した、という仲間の経験を思い出しました。さらにこう語っています。「エホバの証人のことを知っている人、知らない人、どちらのタイプの人にお会いした時でも、その人の言語でWebサイトから聖書レッスンを紹介するか、何かビデオをひとつお見せできるように、さらに準備やイメージトレーニングをしたいと思いました」

 私たちは、「もてなす」ことによってどんなことを経験できるでしょうか。楽しみですね。では、祈りのうちに良い準備をして、2か月間にわたる「夏のおもてなし☀キャンペーン」を存分に楽しんでまいりましょう!