「夏のおもてなしキャンペーン」をお楽しみのことと思います。沢山の反響が寄せられています。ここでは天使たちとSMPWメンバーがつないだ京都,大阪,名古屋へのリレーをご紹介します。
SMPWの奉仕当日10時半頃、ある奉仕者のもとに知り合いの兄弟から電話がありました。「昨日、京都SMPWで聖書に関心のある中国人男性に出会い,宿泊先が大阪なので,もう一度中国語ができるエホバの証人とコンタクトがとれたら」とのことでした。それでその日のSMPW難波地点に来てもらうことを提案しました。
その方は13時過ぎにカート傍にいる兄弟たちを発見すると「見つけた!」と嬉しそうに喜んでおられました。人懐っこい優しそうな男性です。カートのそばで会話が始まり,その後近くのベンチに座って話し合いが始まりました。以下は実際に会話をされた兄弟のコメントです。
「その方は中国ではエホバの証人とは違うグループの中で聖書を学んでおられるとのことでした。 本当に聖書に関心があるようで,今日は大阪で奉仕者に会って話すのを楽しみにしておられたようです。 ご自身のスマホに入っている聖書に線を引いたりブックマークをしたりとよく学んでおられるようでした。 話してみてもイエスは神エホバの子で,人類の罪を贖うために地上に来て犠牲になられた事,そのおかげで人類には永遠に生きる希望があること等を理解しておられました。 聖書を読むときには神の愛を感じることや原則を学ぶことが大事だとおっしゃっていました。本当に純粋に誠実に聖書を学ばれていると感じました。 聖書は将来について何と言っていると思うかと尋ねると,神が今のこの世界を終わらせ,その時審判があり,神に従わない人たちは地獄で責めを受け,良い人たちが生き続けられるようになると言われました。 それでまず詩編 146:4「人は息絶えると地面に戻る。 まさにその日,その人の考えは消えうせる。」を見てもらい、人は死んだ後に苦しみを感じたりすることはないと聖書は教えていることを説明しました。 また、愛の神は地獄で人を苦しめることを望まれないと考える方が自然ではないかと質問すると,そう思うとの事でした。 その後,良い人はどこで永遠に生きられるかについてヘブライ11:16などから話し合うこともできました。
このタイミングで新世界訳に興味を示されたので, JW.orgを紹介するとすぐにアクセスしておられました。 訪問の申し込みをするのはまだ不安な様だったのでコンタクトカードに私のメールアドレスを書いて渡すと、SNSの連絡先を教えてくれました。
この後は名古屋に移動とのことでしたので名古屋の中国語会衆の集会を紹介しました。とても行きたそうな様子でしたが,時間的に難しいとのことでした。会話はそこまででしたが,とても嬉しそうに私たちメンバーに挨拶し,次の目的地に向かわれました。 バスの乗り方を教えてあげた事,兄弟姉妹の飲み物の差し入れ等の親切にも喜ばれておられましたし,イエスの命令通り伝道をしている私たちの姿にも心を動かされているようでした。 エホバの助けの下,メンバー皆で良い証言ができたことは大きな喜びでした。」
ところで,その方はその後どうなったと思いますか? なんと名古屋でSMPWの兄弟たちに会い,以前中国大陸で活動していた兄弟と一緒に食事に行くことが出来たとのことです。
さらにまだ後日談があります。その方は名古屋から韓国のソウルに行かれ,そのソウルで中国語の集会に参加されました。リレーは海外にまで繋がっていきました。
以下は最初に京都の仲間から電話を受けた奉仕者のコメントです。
「最初に知り合いの兄弟から連絡を頂いた時からずっとお祈りしていました。正しく整えられた方であるならエホバが事を運ばれるという確信のもと,自分自身が適切な言動ができるようにエホバの知恵や判断力を頂けるよう,関係する仲間たちを導いてくださるよう,イエスの指導のもとで天使たちと協力できるよう…etc…すべて聞き届けていただき本当に感謝です。」
ワクワクする経験でしたね。この経験から皆さんはどんな教訓を見つけましたか?次の伝道の時,メンバーと話し合ってみてください。
