6月の課題で、使えそうな聖句を家族崇拝や個人研究で調べて、心にストックすることが励されました。相手の話をよく聞いて、いまの状況にぴったりな聖句を伝えることで、柔軟な会話を楽しんでいる仲間たちの経験からヒントを貰いましょう!
ある姉妹は、ボディクリームなどを扱うお店で、女性スタッフに「血流を良くする商品があれば教えて」とお願いしました。そして丁寧な商品説明を受ける中で、辛い経験がきっかけで体調を崩したこと、体調や心のケアに聖書が役立ったことを話すと、「例えばどんな言葉があるんですか」と聞かれました。姉妹は「1人よりも2人がよい…もし1人が倒れても,もう1人が起こしてあげられる」(伝道4:9、10)という聖句を紹介し、「悲しいことを経験すると、どうしても孤立させてしまいがちですよね。でもこの言葉は、そんなときこそ身近な人に自分の気持ちをアウトプットすることの大切さを述べているんです」と説明しました。するとスタッフも「あーなるほど、私は溜める一方でアウトプットしていなかったから、体調崩していたのかもしれないです」と納得し、「心のケアに、ほんとその言葉大切ですね」と言ってくれました。姉妹は最後に「喜びにあふれた心は良い薬」(格言17:22)という聖句から笑顔の大切さを書いたカードを渡すことができ、スタッフのシフトを教えて貰えました。
ある兄弟は、「いろいろと脚色されたものではなく、2,000年前に書かれた聖書そのものを知りたい」という男性に出会いました。それで、宗教の教えではなく聖書そのものの教えを学べること、原文に忠実な聖書があることを伝えました。そしてカート裏にある「新世界訳」からローマ15:4の聖句の後半を読み、「聖書から何が得られるとありましたか?」と質問しました。男性は「希望ですか?」と答えたため、相手の職業(シネマライター)に合わせて、「そうなんです。良い映画を見ると元気をもらえたり、慰めや希望が得られますよね。同じように聖書を読むと元気をもらえたり、慰めや希望が得られるんですよ。」と紹介し、納得して貰えました。最後にLINEを交換し、その後は「王国会館においでください」の動画リンクや、集会の情報を送ることができています。
あなたはどんな聖句をストックしていますか?その聖句を用いる場面を、イメージできるでしょうか?エホバや天使に相応しい場面で用いていただけるよう、良い聖句を「心に蓄えて」行きましょう。(ルカ6:45)
