今月の課題|23年7月 よく聞いてニーズに合わせる


「人の心の考えは深い所にある水のようだ。識別力のある人はそれをくみ上げる」ー格言20:5 

もう少し続けたかった…

「もう少し会話を続けたかったな…」そう思うことがありますか。状況にもよりますが、もし相手のニーズにぴったり合ったことを語れるならどうでしょうか。会話が続くかもしれません。

目の前の人にはどんなニーズがありそうすか。どうすればそれを満たす言葉を語れますか。

思いやり​を​もっ​て​耳​を​傾けれ​ば… どんな​点​で​王国​を​必要​と​し​て​いる​か​を​話し​て​もらっ​て​いる​こと​に​なり​ます。そうすれば,良い​たより​を​適切​に​伝える​こと​が​でき​ます

「ものみの塔」2008年7月15日 10ページ

会話が始まったなら、よく聞いて相手の言葉にどんなニーズが表れているかを考えてみましょう。そのニーズが満たされるなら、もっと聞いてみたいと思うことでしょう。ーマタイ5:6。

ステップ

次の3ステップを試してみましょう。

  1. 知る
  2. 考える
  3. やってみる

1.知る

相手のニーズを知るようにします。カート横でも休憩中でも、会話が始まったなら、質問してよく聞いてみます。(ヤコブ1:19)相手の言葉には「どんな点で王国を必要としているか」が表れているかもしれません。

2.考える

ニーズを満たす方法を考えます。「この方のニーズをどうしたら満たせるだろうか?」と考えてみましょう。次の選択肢があるかもしれません。

  • 聖句から
  • カートレイアウトから
  • 「暮」から

「どんな聖句が心に染み入るだろう?」「文書のどの部分が渇きを潤すだろう?」と、祈りのうちに考えてみましょう。(ネヘミヤ2:4)

3.やってみる

考えたことをやってみます。「~さんにぴったりだと思う言葉があるんですが…」など期待を高めながら、実際にやってみましょう。聖なる力が後押ししてくれるでしょう。ーテサロニケ第一1:5。

パートナーとして

隣にいるパートナーとしても、会話をよく聞きながら3ステップについて考えてみましょう。第3者として気づいたニーズがありますか。会話のサポートができますか。

夏のおもてなし☀キャンペーンでも

各エリアで外国の方や観光客が増えています。特になんばエリアでは顕著です。7-8月に行われる「夏のおもてなし☀キャンペーン」でも、3ステップを意識してみましょう。

表面的ニーズ

「旅を楽しみたい」「目的地へのルートを知りたい」など、比較的わかりやすいニーズが見えますか。”見知らぬ人への愛”である「もてなし」を示すなら、会話が始まりやすいでしょう。(ローマ12:13)この面でのニーズが満たされると、さらに会話が続くかもしれません。

潜在的ニーズ

神に似た者として造られた人すべてがもつニーズです。人によっては「自覚」していないことがあり、会話の中で表面化してくることがあります。(マタイ5:3)質問し、もてなしの気持ちをもって耳を傾けましょう。見え隠れする潜在的ニーズに気づけるかもしれません。

温かい気持ちで!

毎回3ステップまでいけなくても大丈夫です。相手の状況もあるので、気落ちしないで次につなげましょう。トライしていくたびに、ニーズを知ってそれに合わせるスキルが磨かれていきます。大切なのは、相手に対する温かい気持ちです。―フィリピ2:4。

やってみて良かったことや感じたことを教えてください。フォームから投稿できます。あなたのコメントはとても貴重です。ー列王第一22:20-22。