私たちはコロナ前に真理の種を沢山まきました。まかれた種がその後どうなったか気になりませんか?ブログ2022年9月16日に続き、真理の種をエホバがずっと成長させてくださった経験をご紹介します。
中国語を話す40代の裕福な男性は、私たちの活動が制限されている国から2度目の来日です。2019年4月、B地点を通りかかりました。奉仕者が声を出して挨拶すると男性はカートに近づいてきました。男性は文書を受け取りましたが奉仕者は中国語を話せません。別の奉仕者がダブレットから中国語のビデオを見せたところ強い関心を示しました。それで、急いで別の地点で奉仕をしている中国語を話せる姉妹をお呼びし、意思疎通が図られました。男性はその日の集会に出席する事を望まれ、別の奉仕者が中国語グループの集会に電車でお連れして、その場で別の兄弟と聖書レッスンが取り決まりました。(5人の奉仕者が協力しました)
なぜこの裕福な男性が一日で集会に出席しレッスンに応じたのか、不思議に思われませんか?実はこの男性はキリスト教に興味があり、今回の来日中に母親から宗教を持つように勧められ、探している時にエホバの証人に声をかけられました。(天使の導きを感じます)母国の仏教は、政治とのつながりが強く勧誘が強引だと感じており、信用していませんでした。しかし、エホバの証人のカートスタイルの伝道方法は好印象で、強引な勧誘はせずとても親切で、集会の雰囲気にも感銘を受けたようです。
男性は2019年5月に中国語の巡回大会に参加され、5月中旬に帰国し、6月に再来日しました。日本語は全く分かりませんが、場の雰囲気を味わうため、ノエビアスタジアム神戸での日本語の地区大会に3日間出席されました。この来日期間中に「教え」の本の9章までレッスンは進みました。その後、男性は帰国されます。
そして、2020年の初めにコロナウイルスの大流行が世界中で始まりました。
その後、男性はどうなったのでしょうか?2020年6月に母国でバプテスマを受けていない伝道者になり、翌年3月にバプテスマを受けました。エホバはパンデミックの中、日本でまかれた種が母国で開花されるように男性を成長させました。
この経験のように、良い心にまかれた種は必ずエホバは成長させてくださいます。天使、そしてたくさんの神の民を用います。今後も好意的にカートに近づく人を、将来の兄弟姉妹になる可能性のある人と考えましょう。チームワークを意識し、真理の種をまき続けたいですね。9月は聖書レッスンを始める特別なキャンペーンです。関心を示す人がいるなら躊躇せずその場でレッスンを体験してもらいましょう!「朝に種をまき、夕方になるまで手を休めてはならない。あなたは、どの種が育つか、これかそれか、あるいは両方なのかを知らないからだ」(伝道11:6)
